雷の意味 〜神様?〜

このページでは、「雷って神様」といっても
いったいどんな神様なの?というところを
紹介していきたいと思います。

■雷神様


 雷様といったら、やっぱりこの姿をした神様を思い浮かべることが多いと思います。

 これは俵屋宗達という人が書いた屏風絵です。太鼓を背負っていて、鬼のような格好をしている神様です。

 中国のある地方では、この太鼓を鳴らす音が、雷の「ゴロゴロ」と鳴る音 だと考えられていたようです。

 

■雷獣


 神様とは別に、雷の正体は獣であるとも考えられていました。はげしい雷雨のときに雲に乗って空を飛び雷とともに地上に落ち手来るものだとされています。

 落雷した木の皮が裂けているのが、ちょうど爪で引っかいたように見えることからいわれていると考えられています。

(左の絵は、雷獣をイメージしたものです。
 雪達磨さんより提供していただきました。転載元はこちら
 http://www5.plala.or.jp/mamimumemo/

■天神様

天の神様である、天神様も雷を扱う神様として描かれます。右の絵は菅原道真公です。室町時代より後は、彼を天神様として信仰することが高まってきました。

そんな逸話のひとつとして、「桑原」の話があります。

 菅原公は無実の罪で左遷をされ、そのまま亡くなってしまいました。彼はこれを恨んで天に祈り、やがて彼の霊が、雷となって京都に多く落ち、 都の人々をおびえさせたことになっています。

 このとき、彼の家のあった桑原には一度も雷が落ちなかったことから、「桑原桑原というと落雷しない」ということわざが生まれたとも言われています。
 

 他にも、ギリシアのゼウスや、ローマのユピテルなど、
雷をつかさどる神様が、最高神として崇拝されることが
多くあります。

 昔の人々にとっては、原因もわからずに光ったり、
音が鳴ったり、物が壊れたり
というようなことが起こる
ことから、とても恐れられていました。

 その反面、雨をもたらしすなどで、豊作をもたらす、
恵みを与えてくれる
面もあり、そこから、雷神信仰も
生まれていったのでしょう。