雷はなぜ、おへそを狙うのか?

  かみなりねっと運営スタッフ

◇雷様にとっておへそは貴重なのだろうか?
 
 「雷が臍を取る」 という言葉はもともと、雷がなって夕立がくると急に気温が下がり、お腹を冷やすおそれがあるので、裸でいる子供に着物を着せたことからおこった言葉なんです。つまり、子供を戒めるときの脅し文句だったんですね。皆さんも子供のころに注意された経験はありませんか?
 私も、「なぜ雷がおへそを取るのか。」という疑問は抱かないで、素直に雷が鳴るとおへそを隠していていました。

 しかし、このサイトを作っていくにつれ、だんだんと「なぜ、雷がおへそを狙うのか?」ということを知りたくなりました。雷様にとってはおへそはそんなに貴重ものなのでしょうか?早速、インターネットや文献を通じて調べてみました。

 すると、どうやら、古代の日本では雲の上に雷神がたくさんいて、一斉に太鼓をたたき雷を起こすと考えられていて、そして姿勢を高くしていると雷に打たれやすいのに、身を伏せていると安全なので、雷様はきっとおへそを取って殺すのであろうと考えられるようになったということです。
 
 実際おへそを守るのに一番良いのは身を伏せることですし、そうすれば雷に打たれる可能性も減ったので昔の人が信じたのも無理はなかったのかもしれません。

 昔の人々がそう信じていた証拠もあるとのことです。
「古事記」には「正勝吾勝勝速日天之忍穂耳之命」
(まさかつあかつかちはやひあめのおしほにのみこと)という神がでてきますが、これは雷の神のことで忍穂耳は「おしほに」と読み「ほに」はへそという意味にとれます。つまりおへそを狙う神様ということです。

これは日本だけの話なのかまだ調べていませんが、他の国でも、このような迷信があったら知りたいですね!